2015年 振り返り
あと数時間で2015年も終わろうとしています。
ここで、今年一年自分の内側で起きていたことを振り返っておきたいと思います。
今年一年を四季で例えるなら「冬」だったと思います。
内面的に「冬」だったというとなんだか落ち込んでいたかのように思う人もいるかもしれませんが、そういうことではありません。
「冬」は、静かに次の季節を待つ時間であり、土の中で少しづつ次の息吹が芽吹いてくる時でもあります。
新しい何かが生まれてくる前の、とても静かで深くて安らかな時間です。
今年一年は内的にそんな時間を過ごしていたといました。
そして今はそんな時間をゆっくり心地よく味わっています。
この流れは数年前から始まっていた感じがしますが、「冬」はピークを過ぎ少しづつ次の季節へと移り変わろうとしているような気もしています。
季節は巡るものですから、いずれこの「冬」は「春」へと変わり、そして「夏」「秋」を過ぎ、またいずれ「冬」がやってくるでしょう。
どの季節も違ったエネルギー感があって好きですが、なんとなく内省的な冬は結構好きです。
日本全国を見渡しても、東北や北海道のように冬が長く深い地方もあれば、沖縄のように夏がより色鮮やかな地方もあります。
同じように、人にもきっとそれぞれ色々な特徴があるのでしょう。
そういう意味では僕自身は冬が長めの東北あたりの感じに近いのかな〜、なんて思ったりします。
さて、そうして今は内的な冬を楽しみながら次の季節への準備を黙々と進めているわけですが、来年はそろそろそれが少しづつ形になり始めるのかなと思っています。
一気に花開くのではなく、じわじわと芽が出てくるといったイメージです。
もしかしたら、外的な世界はそうした内的な世界と違う動きをするかもしれません。
時に大きく乖離することもあるでしょう。
でも最終的には自分の内的世界の流れに従うことが大事だと思うので、外的世界での出来事に惑わされず、来年はじわじわとゆっくりと、そして力強く芽を出していきたいと思っています。
いや、外に向かって芽を出すというより、土の中にしっかりと根を伸ばす、といったほうがイメージに合うかもしれません。
「来年は大地に着実に根を伸ばしていく」そんな一年にしたいと思います。
皆さん、来年もまた引き続きよろしくお願いいたします。