「自然人」と「社会人」

 

先日、「自然人と社会人の対立をいかに克服するか」というテーマを考える機会がありました。

「自然人」と「社会人」というのは、ルソーのエミールという教育について書かれた本に出てくる言葉ですが、それぞれの意味はほとんど言葉の通りです。

  • 自然人・・・自分のために生きる。
  • 社会人・・・社会に適合して生きる。

子供は自然人ですから、人間社会で生きていけるように社会のルールを教育していく必要があります。自分のことだけでなく、他人のことを考えることなどを学んでいかなければなりません。

でも、社会に適合しすぎると、自然人としての自分を見失ってしまいます。
ルールや規律ばかりに従っていると、いつのまにか自分が何をしたいのかわからなくなるという感じです。

我々日本人の大人の多くは、ここで苦しんでいるような気もします。

日本は特にルールに厳しい文化ですから。

常識やルールを一生懸命守ってきたら、いつの間にかみずみずしい喜びが感じられなくなっていた。
「〜すべき」ばかりでやってきたから、「〜したい」が出てこない。

つまり、行きすぎた社会人になっていたという感じです。

では、もう一度子供の頃の「自然人」に戻って自分のためだけに生きる道を模索するか、というとそれだけではきっと行き詰まるでしょう。

やはりすでに大人ですから、子供のように自分の欲望のままに自分勝手に生きるというだけでは難しい面があります。

結局、「自然人」としての自分を取り戻しつつ、社会との調和を図っていく、ということになるんだと思います。

きっと、その先には子供の頃にはなかった新たな喜びが見出されるはずです。

つまり、「自然人」と「社会人」をベストの割合で統合して、その人なりの新たな人間モデルを生み出す、ということになるでしょう。

そして、そんな時こそ「コーチング」の出番というわけです(ここから宣伝^^)!
ずっと眠っていた自然人のあなたを思い出し、新たなモデル作りのお手伝いをするのにはコーチングが最適でしょう!

まぁ、今回のブログで言いたいことはそんなことです。

もし、この記事にピンと来た方は是非一度コーチングを試してみてください。


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